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千葉県長生村

一番楽しいのは、
毎日の暮らしそのもの。
長生村で見つけた心ほどける日々。

Interview with 竹下 和之さん
   幸子さん 飲食店経営

2012年に結婚。2014年にメキシコ・オアハカ州に語学留学(幸子さん)。帰国後、トルタ屋サチータを起業。2017年、夫婦でオアハカ州に移住し、2018年3月、第一子誕生。2017年にたこ焼きサチータを開店。2023年12月に長生村に移住し、2024年7月タコス屋サチータをオープン。
https://www.instagram.com/sachiiiiita/

「オアハカでのんびりと暮らしていた中で、日本でも同じように静かでのどかな場所を見つけたいと思っていました。長生村を訪れた瞬間、肌で感じたんです。ここだ!と。空が広く、どこまでも開けた景色。こんな場所でお店ができたら、きっと素敵だろうなって」

メキシコに移住する前に過ごしていた東京とは、まるで別世界。流れる時間ものんびりしていて、人と人との距離感が心地いい。

「あたたかくて、会話も優しいんですよね。ここで暮らしていると、心がやわらかい状態で過ごせるんです。田園風景も本当に素晴らしくて、長生村に来てからずっと写真を撮り続けています。」

そう語る和之さんの隣で、幸子さんも笑顔を見せる。

「季節ごとに変わる風景も魅力的です。水を張った田んぼはまるで湖のように輝き、晴れた日には、澄んだ青空が田んぼの水面に映し出されます。やがて稲穂が実り、黄金色に染まる景色も格別の美しさです。」
歩いてすぐの場所には、朝採れ野菜が並ぶ直売所がある。
「野菜の味が濃いのも、オアハカと同じ。新鮮で味の濃い野菜を食べられるのは、本当にうれしいですね。」

オアハカで生まれ、6歳までオアハカで育った長女の祭ちゃんは、日本に帰国して小学生に。お気に入りは、海で貝殻を拾うこと。村での生活にもすぐに馴染み、学校から帰るとランドセルを置いて、すぐに外遊びへと飛び出す。すっかり長生村の子どもらしくなった。

「子どもをのびのび育てられる環境も、本当にありがたくて」
と幸子さんは満面の笑顔で語る。

「長生村での生活で、一番楽しいのは、日々の暮らしそのものです。家族3人で朝日を浴びながら朝食をとり、夕暮れ時には窓から美しいサンセットを眺める。夜には、満天の星空を見上げながら『きれいだね』と言葉を交わす。そんな何気ない瞬間が、心に染みる幸せを感じさせてくれます。」

日々の暮らしが満たされること。それこそが、心の豊かさをもたらす究極の贅沢かもしれない。

タコス屋sachi-ta

地元の新鮮野菜や魚介類を使った海鮮タコスが人気のメキシコ料理店。香ばしく焼き上げた手作りのトルティーヤも絶品!
080-7562-0321
https://www.instagram.com/sachiiiiita/