空と海のそばで、
好きなことを形にする。
かき氷店とともに始まった、
長生村での暮らし
茨城県ひたちなか市に生まれ育ち、看護師として東京の病院で15年以上勤務。2022年に結婚。同年に長生村に移住し、2024年4月にかき氷カフェ「えびのや氷菓」をオープン。
https://www.instagram.com/ebinoya.hyouka/
結婚を機に、千葉県内で新居を探していたなぎささん。その過程で偶然出会ったのが、現在の住まい兼店舗となるこの場所だった。
「夕方に見に来たとき、星がすごくきれいで。海も近くて、場所も含めて素敵だなと、直感的に思いました」
茨城県の海沿いのまちで生まれ育ち、その後は長く東京で暮らしてきたなぎささん。海が身近にある環境は、どこか懐かしさを感じさせるものだった。
東京の病院で看護師として15年以上勤務し、夜勤も含め、忙しい日々を送ってきた。
「こちらに来て、生活スタイルはだいぶ変わりました。最初はギャップもありましたが、田舎のよさと、ちょっと不便なところも含めて、楽しみながら暮らしています」
もともとかき氷が好きで、「いつかお店をやってみたい」という思いは以前から心の中にあったという。
「看護師という資格はありましたけど、別のことにもチャレンジしてみたい気持ちがありました。夫も同じ考えだったので、ふたりでチャレンジしてみようかって」
レシピは、食べ歩きや勉強を重ねながら試行錯誤し、店舗づくりもYouTubeを見ながら手探りで進めていった。
「大事なところは大工さんにお願いして、テーブルなどは手作りです。完璧ではないところもありますが、それも味かなと思っています」
かき氷に使う果物は、できるだけ近隣の農家から仕入れている。季節に合わせた素材でメニューを展開する中、少しずつ顔の見える関係が育ってきた。
「農家さんから『こうするとおいしいよ』と教えてもらうこともあります。そうした関わりの中で、農家さん自身がかき氷を食べにきてくれるのが何よりうれしくて」
店づくりで大切にしているのは、誰にとっても居心地のいい場所であること。
「長生村は、都心や神奈川から遊びに来る人が多いエリアです。“あのかき氷行ったね”と、思い出作りできるようなお店になれたらいいなと思っています」
忙しい日々の中でも、海の近くで過ごす時間が心を整えてくれる。
「田舎の景色に癒やされながら働けている。そんな日々が、いまは心地いいですね」
空が広く、海が近く、人の距離がやさしい長生村。なぎささん夫妻の暮らしは、この場所で「好き」と「日常」が心地よく重なり合っている。
古民家かき氷カフェ
えびのや氷菓 長生店
季節がわりのかき氷を通年楽しめる和モダンな一軒。その時々の素材を生かした味づくりで、訪れるたびに新しい発見に出会える。 https://www.instagram.com/ebinoya.hyouka/











